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前十字靭帯再建・半月板縫合術 最終回(退院)

2021.02.14

毎日5階病棟ではこの2人のシャワー時間の取り合いが熾烈です

 

前十字靭帯再建手術の入院期間は数週間に及ぶことが多く、その大半がリハビリの時間に当てられます

リハビリも午前/午後それぞれ3時間ほど頑張ります

経験されたことのある方はおわかりいただけると思いますが

「結構忙しい」です

僕が入院した病院はスポーツ整形のエキスパートの先生方や理学療法士、看護師の方が多く在籍されているので、

格闘技、バレー、アメフト、ラグビー、サッカー、サーフィンなどのさまざまなジャンルのプロやトップ選手が入院しておられました

年代も様々ですが学生さんも多く、活気がありました

なかなか彼ら世代とおしゃべりする事はないので、僕にとってはとても新鮮で刺激的な入院生活となりました

例えば

流行りの音楽はもう

「CHAGE&ASKA」ではなく「なにやら髭がダンディなバンド」

であったり

「NiziU」

僕は、未だにこれをなんと読めば正解なのかもわかりません 

ただ、若者につられて毎日流行りの歌を聴いているうちに

いつのまにか僕もPerfumeを鼻歌まじりにエアロバイクを漕ぐようになっていました

慣れって本当に怖いですね

流行りのお笑いも「島田紳助」ではなく「EXIT」など第7世代が流行ってるらしく

皆「youtube」や「amazon prime」などで動画を楽しんでいます

テレビカードをしこたま購入してるのは僕くらいでした

言葉遣いも若者らしくて

「マジ」は「ガチ」

「スゲー」は「エグい」

「あわよくば」は「ワンチャン」

など、僕ら世代とは少しずつ表現も変わってきていました

言葉遣いは若者らしいというか、今風ですが

皆とても礼儀正しく、人懐っこい性格でとても好感がもてました

年齢、職業、競技など普段は全く違う環境にいる人達が

「復帰するんだ」

という同じ目標に向かって

互いに励まし合い

何気ない会話で笑い転げたり

退院の別れを寂しがったり喜んだり

自然と皆がお互いを支えあって乗り越えようと頑張っていました コロナ禍で外部との接触禁止ということもあり皆のその気持ちは、より強かったように思います

こんな入院生活を経て、怪我をして消極的だった自分が、気持ちが前向きに変われたように思います

実際、

入院直後に出された緊急事態宣言

コロナ禍による外部との接触禁止

など、入院直後は精神的にも肉体的にもかなり厳しかったです

でも、みんなの支えのおかげで乗り越えることができました

この経験は一生忘れないし、今後自分の人生の糧になってくれると信じています

 

今回手術、入院に際して

ご迷惑をおかけしているにもかかわらず、多くの励ましのお言葉をいただいた患者様方

不在の間、ご協力や温かいお言葉を頂きました近隣動物病院/二次診療施設の先生方

僕の膝を手術してくださり、退院までサポートしてくださった先生方

痛がりで怖がりの僕を励ましながらリハビリしてくださった理学療法士の皆さま

いつも優しく明るくケアしてくださった美女揃いの5階看護師さんとヘルパーさんたち

リハビリ室で共に頑張った仲間たち

そして最後に

怪我をした直後、仕事を長期離脱することに抵抗があり手術に対して消極的だった僕に

「病院は私たちが守るから安心して手術を受けて来てください」と送り出してくれたスタッフのみんな

本当に迷惑をおかけました

そして、本当にありがとうございました

私は、先日皆さまのおかげで無事に退院することができました

リハビリ通院しながら少しずつ復職いたします

まだまだご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが精一杯頑張ります

院長指名での診察ご希望の方は前日までにお電話でお問い合わせください(リハビリで不在の場合、こちらから日程調整させていただきます)

今回、自分自身の前十字靭帯再建手術の経験をブログに綴ってきましたが、そろそろ最終回にしようと思います

長い間お付き合いありがとうございました

このブログを通じて入院中に一方的ではありましたが、患者様方と繋がりを感じることが出来たことも支えになりました

また、同じ手術を受ける方や、今なお病気や怪我と闘っておられる方に少しでも参考になれば幸いです

「また逢う日まで」

マジ、感謝 

いや、ガチで

では、みなさん今日も笑顔でいきましょう

いや、

そんじゃ、みんな今日もテンションアゲアゲでポポポポーン

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